Web制作コラム
WordPress と Next.js、どちらで作るか|更新する人が誰かで決まる
新しいから Next.js、慣れているから WordPress、という選び方では後で困ります。判断の軸を、運用する人の顔ぶれから整理します。

サイトを作り直すとき、WordPress のままいくか Next.js にするかで相談を受けます。技術の新しさで決めると、公開後に「更新できない」「思ったより高い」となりがちです。
決め手は「誰が、何を、どのくらい更新するか」
両者のいちばんの違いは、管理画面があるかどうかです。WordPress には最初から付いていて、Next.js には付いていません。
- 社内の非エンジニアが週に何度も更新する … WordPress
- 更新はほとんど無い、あっても年に数回 … Next.js(静的書き出し)
- 更新はするが、内容が決まった形に収まる … どちらでも可。CMS を別に用意する手もある
WordPress を選ぶ理由
- 管理画面が最初からある。教育コストが低い
- 情報が多く、あとから別の会社に引き継ぎやすい
- プラグインで機能を足せる
- 安価なレンタルサーバーで動く
「引き継ぎやすさ」は軽視されがちですが、数年単位で見ると効いてきます。担当者が変わっても、WordPress なら触れる人が見つかります。
Next.js を選ぶ理由
- 表示が速い。静的書き出しなら HTML を返すだけになる
- サーバー側で動くものが少ないぶん、攻撃される面が小さい
- 画面を部品で組み立てるので、同じ見た目を何度も作らずに済む
- アプリのような動きを作り込める
静的書き出し(output: export)にすると、レンタルサーバーにもそのまま置けます。Node.js の動くサーバーが要る、というのは動的に動かす場合の話です。
費用の違い
同じ見た目なら、初期費用は Next.js のほうが高くなりがちです。管理画面を自分で用意するか、外部の CMS と繋ぐ必要があるためです。逆に更新がほとんど無いサイトなら、その部分を作らないぶん安くなります。
両方を組み合わせる形
記事は WordPress の管理画面で書き、表示は Next.js が担当する、という組み方もあります。更新しやすさと表示速度を両立できますが、構成が二重になるぶん構築費用と保守の手間は増えます。年に数本しか記事を書かないサイトでは割に合いません。
ご相談ください
当社は WordPress のオリジナルテーマ構築と、React / Next.js のコーディングのどちらにも対応しています。どちらが向いているかの判断からご相談いただけます。更新する人と頻度をお知らせいただければ、費用の見込みとあわせてお答えします。
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