Web制作コラム
WordPressとは|20年以上使われているCMSの成り立ちと、いまの選び方
ブログツールから始まり、いまや世界のWebサイトの相当数を占めるCMSです。成り立ちと、テーマ・プラグインの考え方、選ぶときの判断材料をまとめます。

WordPress は2003年、b2/cafelog というブログツールから枝分かれする形で始まりました。オープンソース(GPL)で公開されており、誰でも無償で使えます。20年以上を経て、いまでは企業サイトから通販まで幅広く使われています。
仕組みは3つに分かれている
- 本体 … 記事や固定ページを管理し、表示する部分
- テーマ … 見た目を決める部分。差し替えると内容はそのままで外観が変わる
- プラグイン … 機能を足す部分。フォーム、EC、SEO など
この分かれ方が、WordPress が広まった理由です。見た目を変えたければテーマ、機能を足したければプラグイン、と役割がはっきりしています。
既製テーマか、オリジナルテーマか
販売されているテーマを買って使う方法と、デザインに合わせてテーマを作る方法があります。どちらが良いかは、何を優先するかで変わります。
- 既製テーマ … 費用と期間を抑えられる。ただしデザインはテーマの範囲に収まる
- オリジナルテーマ … デザインを再現できる。余計な機能が入らないぶん軽く、管理画面も必要な項目だけにできる
当社がお請けしているのは後者です。デザインデータをご入稿いただき、オリジナルテーマとして構築します。既製テーマに無理やり合わせると、あとから「ここだけ変えたい」が通らなくなるためです。
ブロックエディタ(Gutenberg)
2018年の WordPress 5.0 から、記事の編集画面がブロックを積み上げる形になりました。見出し・段落・画像・表などをブロックとして置いていく方式です。
慣れの問題はありますが、更新する方が「決まった形の中で書ける」ようになるため、体裁が崩れにくくなります。オリジナルテーマでも、必要なブロックだけを用意する作り方ができます。
当社では、更新する箇所とその形をあらかじめ決めてからテーマを作っています。何でも自由に置けるようにすると、数か月後にはページごとに体裁がばらばらになります。
プラグインの選び方
- 最終更新日を見る(何年も更新されていないものは避ける)
- 有効インストール数を見る(利用者が多いものは不具合が見つかりやすい)
- 入れる数を絞る(多いほど表示が重くなり、不具合の原因も切り分けにくくなる)
- 重要な機能はプラグインに頼りきらない(提供が止まると困る)
当社では、フォームやバナー、チャットボットといったよく使う機能を自社でプラグインとして開発し、WordPress.org でも公開しています。
運用で気をつけること
広く使われているぶん、放置されたサイトは攻撃の対象になります。本体・テーマ・プラグインを更新し続けること、管理画面のログインを守ることは、公開後に必ず必要になります。
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